20世紀最大の富豪ロックフェラー家。その妻にして世界有数の版画コレクター、アビー・ロックフェラーが蒐集した貴重な「花鳥版画」の数々。
葛飾北斎、歌川広重を中心に、喜多川歌麿、鈴木春信など名だたる浮世絵師たちの競演。

葛飾北斎や歌川広重など人気の浮世絵師たちが描いた浮世絵「花鳥版画」。
王道ジャンルである「役者絵」や「美人画」ではなく、この「花鳥版画」を熱心に収集したのが、かの高名な大富豪ロックフェラー家当主の妻、アビーです。彼女が心血を注いで集めた700点あまりの作品はロードアイランド・スクール・オブ・デザイン美術館に寄贈されています。
2026年、コレクションより厳選された163点が来日、全国を巡回。本書ではその全点を収録するとともに、専門家による作品解説、コラムなどで多角的に徹底詳解します。
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書籍の主な内容
はじめに|ロックフェラー・コレクション展実行委員会 会長 安村敏信
メッセージ|RISD美術館 館長 牧 亜美
プロローグ
アビー・オルドリッチ・ロックフェラーと花鳥版画の出逢い
花と鳥の贈りもの アビー・オルドリッチ・ロックフェラー、RISD美術館に捧ぐ|ワイイー・チョン
1章 花鳥版画を手がけた浮世絵師たち
コラム1 描かれたいけばな|田辺昌子
花鳥版画 流通と享受|田辺昌子
2章 広重花鳥版画の華―大短冊判花鳥版画を中心に
3章 北斎と北斎派の花鳥版画
コラム2 北斎派の花鳥画|櫻井貴基
コラム3 北斎の藍摺絵|櫻井貴基
コラム4 輸出された摺物の複製品―明石版|田辺昌子
4章 季節の風情「団扇絵」の名品
5章 詩歌と絵を楽しむ 広重の短冊判花鳥画
コラム5 アメリカのジャポニスムとコレクター|田部井栞里
コラム6 広重の先生 歌川豊広|田部井栞里
コラム7 四条派の花鳥版画|村上敬
歌川広重の花鳥版画―豊広作品からの学習を中心に|吉田洋子
6章 小さく愛しき花と鳥
編著者;ロックフェラー・コレクション展実行委員会
出版社;世界文化社
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【北斎館50周年記念展示】
ロックフェラー・コレクション花鳥版画展
北斎館での展示は2026年8月8日〜10月12日まで。
展覧会を、もっと楽しむために。
展覧会鑑賞のお供としてはもちろん、ひと足早く作品の世界に触れられる一冊です。作品や解説に目を通してから北斎館を訪れると、新たな発見や感動に出会えることでしょう。
展覧会への期待を膨らませながら、北斎や名だたる浮世絵師たちの芸術をじっくりご堪能ください。
展示会概要
花や鳥を主題とした花鳥画は古くから絵画の題材として好まれていました。葛飾北斎(1760-1849)や歌川広重(1797-1858)が活躍した江戸時代には花鳥版画として浮世絵にも取り入れられ、数多く描かれました。
1877年創立のアメリカの美術大学、ロードアイランド・スクール・オブ・デザイン美術館(RISD美術館)には浮世絵を含む数多くの日本美術作品が収蔵されています。その中でも、実業家ジョン・ロックフェラーJr.の妻、アビー・オルドリッチ・ロックフェラーから寄贈された花鳥版画群は質量ともに優れた貴重なコレクションとして知られています。
ロックフェラー・コレクションは1990年に開催された「ロックフェラー浮世絵コレクション展 甦える美・花と鳥と」にて日本で公開されました。本展はそれから35年の時を経て新しく企画された展覧会です。
本展では、北斎、広重をはじめとした浮世絵師による花鳥版画を、同コレクション約700点から163点を厳選して紹介します。アメリカのモダン・レディが恋した、可憐な浮世絵をどうぞお楽しみください。
展覧会概要
| 展覧会名 |
ロックフェラー・コレクション花鳥版画展
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| 期間 |
2026年 8月 8日 〜 2026年 10月 12日
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| 主催 |
一般財団法人北斎館 |
| 助成・協力 |
[助成]美術館連絡協議会、読売新聞社 [協力]RISD MUSEUM、日本航空
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