【ガラリShowcase】田村正樹「モリノメ」（東町祭屋台天井絵・鳳凰）

＜製品情報＞

キャンバス油絵

葛飾北斎の「東町祭屋台天井絵・鳳凰図」をオマージュ！

＜作品紹介＞　　　

「龍」と「鳳凰」の二図からなる東町祭屋台の天井絵を見たとき、緻密に注目された龍と鳳凰の図像、そして次なる色彩と向こうに広がって、「この作品を油絵具で描いてみたい！」という想いが芽生えました。

制作にあたっては、『龍図』と『鳳凰図』などを参考にしながら、そこからインスピレーションを受けた心象風景として、それぞれ「海」と「森」をテーマに描きました。

この「モリノメ」は森の中にたくさんの「眼」が漂っているイメージで、自分の「内側」の世界を象徴しています。 （対して龍図のウミノメは「外側」） 「内側」と「外側」からアプローチすることによって、この不確実な世界の本質的な在りように判断しているのかどうか？

＜制作者”田村正樹”について＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 2018年多摩美術大学卒業。2019年に愛知県立芸術大学研究生を経て、2023年に東京藝術大学大学院美術研究科を修了。